Dance to Death:死に舞 on the Line

Music and Game AND FUCKIN' ARRRRRRRRT 今井晋 aka. 死に舞(@shinimai)のはてなブログ。

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽が”キラキラ”するためには:ユーザー価値が高まるプラットフォームの重要性

先日こういうブログエントリを読んだ。 note.com このブログ記事「音楽産業は"キラキラ"を取り戻せるのか?」は、筆者が入院を経験したことをきっかけに、人生の儚さと「今を楽しむ」ことの重要性に気づき、退院後にソーシャルゲームに課金して楽しんだ体験…

オフマイク唱法の美学:エモとスクリーモ

オフマイク唱法というものがある。私が勝手に名付けたものだが、その意味するところは、「マイクから離れた(オフマイク)ところで発声されたようなボーカル音の表現技法」といったようなところだ。クルーナー唱法がそうであるように、これは歌い方でありな…

ゲームレビュー:それは批評なのか、バイヤーズガイドなのか、それとも何なのか?

10年来ゲームレビューに関わってきたものとして感じることは、この概念に対して期待するものは人によって結構違うっていうことだ。あるものは「客観的なことを書け」と言い、他のものは「点数をつけずに感じたことを書け」と言う。これはどっちが正しいとい…

Midwest Emo in East Asia/東アジアで花開くミッドウェストエモ

East Asian Midwest EmoというプレイリストをSpotifyでなんとなく作った。Midwest Emoは1990年代の中西部(Midwest)のEmoシーンを指す総称で、たぶんAmerican Footballが一番有名だ。ポストハードコアの中では比較的クリーントーンのギターサウンドが特徴で…

サーフロックとB級ホラー:サイコビリーの美学

サイコビリーという音楽ジャンルがある。簡単に言えば、パンクの影響を受けながら50‐60年代のキッチュなカルチャーをテーマにしたロカビリーの発展型だ。ロカビリー起源のリーゼントやポンパドールを誇張した髪型、50年代風のファッション、B級映画ポスター…

ロックンロールの交差点クリーブランド:Peru Ubuデヴィッド・トーマス死去に際して

Peru Ubuのフロントマンというか本体のデヴィッド・トーマスが先日、亡くなった。Peru Ubuはオハイオ州クリーヴランドで1975年に結成されたのだが、クリーブランドの(プロト)パンクシーンを調べているといろいろと面白いことがわかってきたので、その一部…

Diegetic UIの憂鬱

なんとなく『Hellblade: Senua’s Sacrifice』の続編『Senua’s Saga: Hellblade II』をやってみたりしたんだが、このゲームはUIが完全に(見え)ない。ついでに言うと、全編に渡ってレターボックスが入っていたりして、結果、カットシーンと操作(プレイ)パ…