1月4週目のBandcamp
毎週やってくかどうかわからんけどタイトルは変えてみた。
ゲーマーならこのジャケットでピンと来てしまうが、実はHotline Miamiとはまったく関係がない。NYのBrock Berriganというトラックメイカーである。ただしこのアーティストはずっとこのニワトリのマスクをかぶっており、PVでもこの姿で徘徊する。その雰囲気はまさしくHotline Miami的と言ってよく、単なる偶然とはちょっと思えなくて驚く。ちなみに彼がデビューしたのは2010年頃っぽく明らかにHotline Miamiより古い。そういう意味では元祖ジャケット?安いPVの雰囲気、ダーティーなサンプリングなどは普通にかっこよくHotline Miami好きはもちろん、やさぐれた都会のヒップホップ好きにオススメのアーティストである。
こちらはPV。本当に偶然なのか!!
ベツレヘム出身の変則ロックバンド。なんとチェロ(!)とドラムのユニットである。これが予想以上にかっこ良く、伝説的(俺にとっては)激渋ロックのモーフィンを彷彿とさせる低音アピール、そしてルーツ音楽にしっかりと軸足を取りながらも革新的なパンク!このへんアメリカではたまにCow Punkとか言われたりするが、ここはもうモーフィン的にLow Rockと言って良いだろう。チカーノロック的な癖のあるリフとスモーキーなボーカルがたまらない1トラック目の「Back In My Arms」、モーフィンばりにバリトン・サックスをフィーチャーした3トラック目の「Straight Shooter」などが激渋かっこいい。たまにすごく綺麗な曲もやったりするところも本当にモーフィンを思わせる。というかベツレヘムってなんだよってくらいワールドワイドに音楽が発見できるのがBandcampの魅力だ。
Bandcampのタグにはブラックメタルやドゥームが付けられているが、ドローン的なシューゲイザー頭イカれた轟音サウンド。どう考えても不穏な雰囲気を出しまくっているジャケットの期待に応えるような洗脳サウンドでトリップすること間違いない。いやまあ本当に頭がくらくらする。一応、Wikipediaにも記事があったのだが、西海岸のバンドなのか東海岸のバンドなのかさえよくわからん。
ただ雰囲気的にはBandcampのタグにあるように悪魔崇拝的な若者がヒッピーカルチャーのなかでガレージ成分たっぷりなドゥーム系ブラックメタルをやったらこうなるだろうという感じがする。何か情報があったら教えて欲しい。ブラックメタルはあんまり詳しくないので。。。