Bandcamp 4月
新年度ですね。忙しくなりますよ。
前作はかなり聴き込んだサンディエゴのバカテクインストバンド。すごくテクニカルだけど、エモが入っていてどこか爽やかなのが特徴。本作はよりメローな雰囲気がでて、ちょっとソウルっぽさすらある。個人的にはよりロックっぽい前作の方が好きかな。それでも聞きがいがある複雑なフレーズの塊ですよ。
スタッフピックにも取り上げられ、4月のトップランキングにも常駐していたKool A. D.V ことVictor Vazquezのアルバム。Jazzというタグで発表されているが、ジャジーなヒップホップだ。いやでもかなりオシャレ。これこそジャズだと言いたげなところを感じる。ただオシャレ一辺倒にならず、かなりかわったトラックも含まれている。
ヒップホップはあまり詳しくないが、各トラックことにプロデューサーを迎えているのでわかる人にはかなり豪華な布陣なのかもしれない。Victor Vazquezについてちょっと調べてもあんまり何も出てこなかったが、彼が所属するDas Racistの記事はあった。
マンチェスターのジャズグループらしいGoGo Penguinのアルバム。ペンギンというとペンギン・カフェ・オーケストラとか思いだすよね。まったく的外れってかんじもなく、実際にチェンバーっぽいジャズ。まあこのアルバムの方がプログレッシブな感じだけど。
ジャズといえど、モダン・ジャズ的なアドリブはなさげ。その辺は欧州の前衛ジャズっぽい。そしてかなり聴きやすい。パーソネルはわからないけど(まあプレイヤーの名前とか見ても知らないだろうけど)、ピアニストがかなり重要な位置にありそうだ。2トラック目がオススメ。
ドラムはほとんどツービートを刻むことなく、ロックっぽかったり、3トラック目みたいに露骨にドラムンベースぽかったりする。ピアノが入ったそこそこ面白いインストが聞きたい人にオススメ。
マイアミ出身の4人組ヒップホップユニットらしい。マイアミだからってダンスホールやサウスっぽいヒップホップじゃなくて、なんていうかーNujabesみたいな(この辺いい加減)オサレな爽やかなラップやねん。
特に2トラック目はかなりいいねー。これからの夏の季節に合わせたい。相変わらずあんまり情報ないですが、ここで紹介されている方がいました。