Dance to Death:死に舞 on the Line

Music and Game AND FUCKIN' ARRRRRRRRT 今井晋 aka. 死に舞(@shinimai)のはてなブログ。

Bandcampのドライブ法

個人的にハマっているけど、以外にみんな冷静なインディーロック系(実はナードがいっぱい)音楽プラットフォームであるBandcamp。トップページがメディアっぽくなり、プラットフォームというよりメディア的な方向性を打ち出しているのかわからないけど、SNS的な機能は便利といえば便利。

昔はアーティストアカウント(実は誰でも作れる)しかなかったけど、今は誰でも適当につくってFollowとか購入とかできる。そして買ったものが表示されるから「俺はこのアーティスト支援しているんだぜ」とドヤれる。これポイント。

なんにせよすごく面白いサービスで音源も面白いものがころころ転がっているんだけど、どうやってその中でドライブするかが目下の課題。現状、日常的にというかほぼ毎日、Bandcampで音源漁っている人間には直接お目にかかっていないので、こうして孤独にブログで記録していく他はない。

私としては出来る限り多くの人間がBandcampの音源を話題にして、聞いて、そして買ってくれたら幸いだ。

 “Hungry Ghost, a Portland supergroup of obscure '90s indie rockers,” と書いてあり、「どのへんが?」といえば、Corin Tucker BandのドラムのSara Lundとか、Elliot SmithのサポートでキーボードしてたらしいSam Coomesとかが組んだ確かにスーパーグループ。でもちょっとニッチすぎて日本人のどのへんにアピールするのかわからんけど、これ音は真っ黒になったレッド・ツェッペリンのような内容。非常にヘヴィでワイルドな70年代サイケデリア・ガレージ・パンクといった様相。

 

 これまた豪華アーティストによるインディーゲームFezのリミックスのサントラ。オリジナルのサントラを手がけたDisasterpeace先生はもちろん、Jim GuthrieやC418などインディーゲーム・シーンのアーティストがまとまっている。内容はアンビエント要素が強いFezの音楽をよりポップによりバンドにもってきた感じで、眠くなるオリジナルに比べればアッパーだよ。

 

 今度は女性シンガソングライターというかジョニ・ミッチェルなどを思わせるプログレッシブかつオーガニックなチェンバー・ドリーム・ポップ。全然知らない人なんだけど、異常にプロダクションが豪華でこんな生音を録音できる人がそんなにいっぱいいてもいいのかというレベル。多くの楽器が登場する様はまさかヴァン・ダイク・パークスでも関わっているんじゃないかという驚きのクオリティ。だが内容はいたってポップな女性ボーカルものなので万人向けです。