Bandcamp 3月
忙しいようなそうでもないような感じでブログを怠っていた。今週末は取材で忙しくなると思われるので今のうち、たまった音源吐き出しておく、
リトルJBという名前で知られるファンク/ソウルアーティストのLee Fields。日本ではあまり知名度がないようですが、Bandcampからいろいろ音源が公開されてます。最近はフェラ・クティのアルバムなんかも公開されているが、こういった形で過去の偉大なアーティストにもう一回、スポットライトがあがるのはいいですね。このアルバムは特にJB臭さが強いように思う。オリジナルリリースは2002年。
Mike Westbrook楽団のサックスとして研鑽を積み、ブリティッシュジャズ界の 大物となったジョン・サーマンのライブアルバム。69年に収録された未発表音源が、2011年にリリースされたものだ。ブリティッシュジャズの中でもシンセサイザーとか使ったりするサーマンだが、このアルバムはかなりオーソドックスにコルトレーンの影響が表れている。モダンジャズ最盛期の雰囲気を残している自由奔放なサックスが楽しめる。Bandcampでは一曲しか聞けないけど、このアルバムはジャズに親しみがない人でも楽しめそうだ。
あと今まであんまり探さなかったけど、Bancampにはアヴァンギャルドなジャズもあるね。ジョン・サーマン以外にもビル・ラズウェルはともかく、ペーター・ブロッツマンとかあってちょっと驚いた。こちら方面はそれほど詳しくないので、おすすめあったら教えて欲しい。
今日発見したばかりの超超超期待のバンド、NOTHINGのデビューアルバム。まだそこまで聴き込んでいないけど、これはヘビロの予感がヒシヒシとする。フィラデルフィアの轟音かつドリーミーなシューゲイザーロック。最初のトラックから超やられる。マイブラ直系な感じのボーカルは日本人好みといってよく、適度にナルシスティックな世界観は漬物石で押さえつけられたようにハマるだろう(意味不)。
これがデビュー作とは思えないほどのソングライティングの完成度。そして録音の素晴らしさ。プロデューサーは有名な人っぽい。
俺のわけのわからんコメントよりもアルバムにふされた紹介文がドンピシャな感じ。
NOTHING seamlessly merge the huge distorted guitar sound of 90s/00s alternative rock giants My Bloody Valentine and Smashing Pumpkins with Jesu’s introspective post-metal/hardcore.
NOTHINGは90年代から00年代のオルタナティブロックの偉人であるマイブラやスマパンの激しいディストーションギターサウンドとイェスーの内省的なポストメタル/ハードコアをシームレスに融合する。
いやー本当にそんな感じ。Jesu(イェスー)は前も紹介したけど、適度に内省的なノイズが素晴らしい。なんで内省的と感じるのか不思議ではあれど。