Dance to Death:死に舞 on the Line

Music and Game AND FUCKIN' ARRRRRRRRT 今井晋 aka. 死に舞(@shinimai)のはてなブログ。

Bandcamp 2月2週目

関東圏が記録的な大雪のタイミングで実家の石川県に帰っています。こっちはむしろ晴れててちょっと不思議な気分。冬の北陸の田舎のロードサイドのマックでブログ書いているんだけど、こうしてみると結構アメリカっぽさあるよね。家族も少なくなった家も無駄に広くて、さらに物置と化している場所が多くてアメリカンな感じする。

 

イタリアの女性ボーカル・シューゲイザーバンド。俺はあんまりシューゲイザーって思わないけどそういう扱いらしい。スタッフピックで紹介されていたので、前回とりあげようと思ったけど、そんなに印象的ではなかったのでスルーしてた。でも確かにゆらゆらした音響と女性ボーカルがかなり心地よくて聴きやすい。多分、セカンドアルバムだと思うが、とりたてて傑作とは思わないけど、リラックスしてきける良盤。あーそうかこれはどちらかというとドーリムポップとか言われるジャンルか。あとニューゲイザーとかいう変な言葉もあったよね。

 お次はインディーゲームのサントラから一枚。激ムズなハクスラ的横画面アクションゲームの『Risk of Rain』のサントラ。Steamで購入してプレイしていますが、2面を超えられません……。クソむずいし、運要素も強い。でもなぜかやっちゃう!なんでって考えたところ、やっぱり音楽とSEが相当良い。アンビエント系のゲーム音楽なんだけど、適度にメロディアスでチップチューン魂も忘れてない感じ(要するに今っぽいゲーム音楽だ)。この辺は普通のハクスラにはない部分であり、インディーゲームの強みと思われる。Chris Christodoulouっていう人は他にもゲームや映画の音楽を手掛けているようです。

 カリフォルニアのよくわからない人たちによるコンピレーションアルバム。でも音楽聞けばよく分かる。フランク・オーシャンからジミヘンまでを再解釈してみせる若手バンドはといえば、要するにインディR&Bというやつでしょう。

特にフランク・オーシャンの『Channel Orange』から「Lost」をフォークトロニカ風(古い!!もう誰も言わんわ)にしてみたTrails and Waysってバンドがかなり面白い。逆に改めて聞くとフランク・オーシャンって宅録りインディポップっぽいよなとすら思えてきた。このバンドは他にもジョルジ・ベンジョールの「Taj Mahal」なんかをカバーしててスゴイセンス。

後はNo Séっていう人ら(?)のニュークラシッックソウル風「Electric Ladyland」も必聴。「ああージミヘンがやりたかったことはこんなんだったのか」と逆に昔の名作に対する意識が変わる。そういうのこそカバーの魅力だよね、やっぱり。